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瀬尾まいこの本!

2012.05.26 Sat
おしまいのデート  瀬尾まいこ

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読書のブログでお気に入りのものがあり、欠かさず見ている。
そこで紹介されていた作品であった。

私は瀬尾さんの初期の作品からずっと読んできた。中学の教
員採用試験になかなか合格できなかった頃の作品には、合格
できない先生を励ます生徒がよく登場していた。先生をしな
がら小説を書いて、9年後にやっと教員採用試験に合格した。
2005年だった。ところが、2011年に退職とあった。今まで
よく頑張ったなぁ。

本書は「小説すばる」に2003年から 2005年に発表した短
編5話。勿論まだ国語の先生の時代の作品である。

表題の『おしまいのデート』は両親の離婚後、月に一度外で
二人だけで会っている孫と父方のじいちゃんの話である。

他の4篇もちょっと変わったデートである。元不良の教え子と
定年間近と老教師、ほとんど話したことがない同じクラスの男子
同士、捨て犬を見つけてしまったOLと男子学生。保育士と手の
かかる園児、そしてその父親。人と人のつながりを軽やかに描き、
いつまでも心に温かさの残る作品である。


たぶん、お気に入りの読書ブログを読まなければこの作品には出逢わなかったはずである。
しかも、この作品を読んだだけでは次はなかったろうとおもう。
私にとっては彼女の作品に対する思い入れは無いから,どちらかといえばどうでも良い作品である。
でも、少し前にさかのぼって作品を読んでみたいなとおもった。
なぜかといえば、私の廻りには教諭ではなく講師と呼ばれる代用教員がいるからである。
どちらも女性である。共に苦労をしている。
日常が忙しくて試験勉強などはなかなか出来ない状況を知っている。
瀬尾さんはきっとすごい努力をしたんだとおもう。
講師と言えども仕事はハードである。その合間に試験勉強をし、小説も書く!
苦労が分かるから、努力のすごさも想像できるのである。
きっと、そんなことが今までに書いた小説の行間ににじみ出て、きっと私のお気に入りのブロガーの共感を呼んだのだとおもうのだ。
今度は瀬尾さんの初期の長編を読んでみようとおもう!



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- | 藍色 | URL | 2013.03.29(Fri) 16:42:31 | [EDIT] | top↑ |

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「おしまいのデート」瀬尾まいこ

いろんな形の「デート」、あります。 祖父と孫、元不良と老教師、特に仲良くもない同じクラスの男子同士、協力して一緒に公園で犬を飼うOLと男子学生。何気ないのに温かい人と人
粋な提案 2013.03.29 16:36